昭和37年(1962年)９月、収穫の時期を迎えた梨農園の風景や、梨関連のイベントの様子を記録した映像です。
川崎市では、多摩川流域（とくに多摩区）を中心に「多摩川梨」の栽培がおこなわれています。

ナシの話 – 川崎市

映像中には、梨もぎをする親子の姿が。
現在でも、いくつかの農園が梨のもぎ取り体験を実施しています。

多摩川梨もぎとり園・直売所紹介 – JAセレサかわさき

【ナレーション】

実りの秋を迎えて、多摩川梨の産地 稲田地区も
長十郎や二十世紀がゆたかに実りました。

梨園はもぎ取りの行楽客で連日にぎわいをみせていますが、
このほど地元では、秋の味覚を味わってもらおうと、
市立中丸子母子寮の人々を招待して、
梨のもぎ取り会を行いました。

日頃、何かにつけて親子で楽しむ機会の少ない人たちですが、
今日は一緒に楽しい一日を過ごしました

いっぽう市では、梨の品評会を市内のデパートで行いました。
いずれ劣らぬ逸品揃い。

即売会は、つめかけたお客の人気をあつめ、
瞬く間に売り切れという盛況でした。