昭和45年(1970年)9月、敬老の日にちなみ、当時のご高齢者の方々の様子が記録されている映像です。

【ナレーション】
今年も敬老の日を迎え、川崎市では、市長が市内の最高齢者たじま とり さんと いしざか せいじ さんを訪問して長寿を祝いました。
お二人ともお年に見えない元気さでした。

ここで敬老の日にちなんで市内に住むお年寄りたちの元気な姿をご紹介しましょう。

井田の高台にある長寿荘。ここには毎日多くの老人がつめかけ、憩いのひと時を過ごしていますが、同好者による趣味のクラブ活動も行われています。

今日は俳句クラブの日です。
俳句をつくったり批評しあったりして、初秋の1日を楽しく送っていました。

これは、市内各所で開かれている、老人大学の一コマです。
社会とのつながりを持つことが、長生きの秘訣といわれるところから、「若い者に負けられません！」と元気に勉強を続けるお年寄りたちです。

一方こちらは、末永の養護老人ホーム「恵楽園」。
ここでもクラブ活動が盛んで、花づくりや、囲碁、書道などを楽しんでいます。

長寿の秘訣は、余暇を楽しく過ごすことにあるようです。
こうしたクラブなどに参加して、はりのある生活を送ってもらいたいものです。